2022夏の地上波ドラマは良作豊作ですね！観ていて面白い、今話題になっている３作品について勝手に語らせてください笑。
当初はタイトルにピンと来て居なかったのですが、番宣をボーっと見ていたら「脚本家は坂本裕二氏」と聞いて「これは観なければ!!」と慌てました。「カルテット」「大豆田とわ子」と同じ脚本家さんです。個人的には仲野太賀さんに完全に心を持っていかれました！林遺都さん・伊藤英明さんはこの路線にきたか！と今後が楽しみ。500％次の展開が読めない、台詞にグッとくる、推理も恋愛もドキドキさせてくれる…すごいドラマだなと思います。多くを語り尽くせないがために、結果的に薄い感想になってしまう笑 感想を語り合える人はきっと分かり合える、そんなドラマ。ただクセがあるので、賛否分かれてしまうのが残念。でもいいんです。分かる人には分かるドラマだからこそ。
二位：金曜ドラマ「石子と羽男ーそんなコトで訴えます？ー」TBSテレビ
メジャー人気が高いのはこのドラマ。下町の町弁護士という設定が当初はピンときませんでしたが、観ているうちにじわじわ良さが伝わってくる…。それもそのはず「アンナチュラル」「MIU404」のプロデューサー×演出家さんの作品でした。カフェのコンセント泥棒やキックボードの公道走行など、どれも身近な社会問題定義してくれる良質ドラマ。個人的には赤楚衛二さんにロックオン！どこかで見た事あると思ったら「仮面ライダービルド」でお世話になっていたではないですか。でもでもやっぱり中村倫也さんも安定処方。法律・恋愛・社会問題のバランス？塩梅が絶妙だなと思います。ヒロインが主人公の部屋に誘われても気軽に上がらない、そんな細やかな演出にもグッときてます。
三位：「家庭教師のトラコ」日本テレビ
主演橋本愛さんが七変化？状態で、時に熱血家庭教師、メアリーポピンズと、その演技の幅に気付くと魅せられてしまってます。橋本愛さんは歌を歌うし、文才あるし、その多彩さで目が離せません。トラコは家庭教師ではなく「家庭の教師」なんだとか。演技派俳優さんばかりなので安心して見られるし、「正しいお金の使い方」について自分自身でも考えてしまいます。脚本家が遊川和彦氏と知って、たしかにそのテイスト！と思いつつも、クセになる味わいに地味にハマっています。
猛暑、豪雨、コロナ、値上げ。ツライことばかりだけど、ドラマを観ている時だけは現実を忘れさせてくれるし、来週が楽しみだなぁと毎日をなんとか乗り越えさせてくれる、ドラマのセリフに深く共感でき、「あぁ自分だけじゃないんだ」と思わせてくれる。だからドラマを観るのは今日も止められないなとまたリモコンを手にしてしまうのです。
